返信催促メールの書き方|すぐ使えるテンプレート例文【チャットも対応】

ビジネス連絡

メールやチャットの返信を催促したいけれど、どう書けば失礼にならないのか悩んでいませんか。

返信催促は「状況確認→配慮の前置き→依頼内容→期限→代替案」の基本構成で、相手の立場を考慮した丁寧な表現を使えば、関係を損なわずに確実な返事をもらえます。

この記事では、ビジネスシーンですぐに使える返信催促のテンプレートを、メール・チャット別に詳しくご紹介します。文化庁の敬語指針に基づいた正しい表現で、相手に不快感を与えない催促方法をマスターしましょう。

返信催促の基本原則と正しい敬語表現

返信催促を成功させるには、相手への配慮と適切な敬語使用が不可欠です。文化庁の指針に基づいて、基本原則を理解しましょう。

返信催促の基本構成(5つのステップ)

基本構成
①状況確認:前回の送信日と要件を簡潔に提示
②配慮の前置き:「お忙しいところ恐れ入りますが」など相手への気遣い
③依頼内容:何について返信が欲しいのかを明確化
④期限設定:いつまでに返事が必要かを具体的に提示
⑤代替案:「可否のみでも」「部分回答でも」などハードルを下げる選択肢

文化庁の指針
依頼は相手に負担をかける行為のため、必ず配慮の前置きが必要です。「恐れ入りますが」「お忙しいところ恐縮ですが」などの表現で、相手への敬意を示すことが重要とされています。

避けるべき敬語の間違いとNG表現

二重敬語の回避
×「ご確認いただかれますでしょうか」
○「ご確認いただけますでしょうか」「ご確認ください」

強すぎる表現の回避
×「至急返信してください」
○「お時間のあるときにご返信いただければ幸いです」

一方的な表現の回避
×「○日までに返信してください」
○「差し支えなければ○日までにご返信いただけますでしょうか」

返信催促メール用のテンプレート【コピペ可】

状況別に使い分けられるメールテンプレートをご紹介します。件名から署名まで完全版なので、そのままご利用ください。

初回催促(穏やか・基本パターン)

件名:【ご確認のお願い】○○の件(○/○送付分)

○○株式会社
○○部○○課
○○様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の□□です。

○月○日にお送りいたしました「○○の件」につきまして、
ご連絡を差し上げます。

お忙しいところ恐れ入りますが、
下記についてご確認いただけますでしょうか。

■ご確認事項
・○○について
・○○の可否について

差し支えなければ、○月○日(○曜日)までに
可否のみでもご返信いただければ幸いです。

ご不明な点がございましたら、
いつでもお気軽にお声かけください。

何卒よろしくお願いいたします。

――――――――――――――――
株式会社△△ ○○部
□□ □□
TEL:000-0000-0000
MAIL:sample@example.com
――――――――――――――――

期限が近い場合(丁寧だが明確)

件名:【期限のご案内】○○の件(○/○まで)

○○様

お世話になっております。
株式会社△△の□□です。

先日お願いしております「○○の件」につきまして、
○月○日(○曜日)が期限となっております。

恐れ入りますが、下記についてご対応いただけますでしょうか。

■お願い事項
・○○の確認
・○○の可否判断

もしご都合がつかない場合は、
暫定的なお返事でも結構です。

引き続きよろしくお願いいたします。

――――――――――――――――
株式会社△△ ○○部
□□ □□
TEL:000-0000-0000
MAIL:sample@example.com
――――――――――――――――

二度目の催促(配慮重視)

件名:【再度のお願い】○○の件について

○○様

度々のご連絡で恐れ入ります。
株式会社△△の□□です。

先日来お願いしております「○○の件」について、
進行の都合上、○月○日(○曜日)までに
ご返事をいただけましたら幸いです。

ご多用中とは存じますが、下記いずれかで
お聞かせいただけますでしょうか。

・○○について:可能/要検討/困難
・○○の件:進行可/保留/見直し要

もしご事情がおありの場合は、
その旨お知らせいただくだけでも助かります。

ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

――――――――――――――――
株式会社△△ ○○部
□□ □□
TEL:000-0000-0000
MAIL:sample@example.com
――――――――――――――――

最終確認(角を立てない表現)

件名:【確認】○○の件(本日中にお返事いただければ幸いです)

○○様

重ねてのご連絡で恐縮です。
株式会社△△の□□です。

「○○の件」につきまして、
進行の都合上、本日中にご返事をいただけますと
大変助かります。

可否のみで結構ですので、
ご都合のつくときにお聞かせください。

もしご事情がございましたら、
差し支えない範囲でお教えいただければと存じます。

お忙しい中、恐れ入りますが
よろしくお願いいたします。

――――――――――――――――
株式会社△△ ○○部
□□ □□
TEL:000-0000-0000
MAIL:sample@example.com
――――――――――――――――

社内向け(上司・同僚用)

件名:【お忙しい中すみません】○○の件について

○○部長

お疲れさまです。□□です。

○月○日にお送りした「○○の件」について、
○月○日(○曜日)までにご判断をいただけますでしょうか。

要点を改めてまとめますと、以下の通りです。

■概要
・○○について
・○○の方針について

資料は以前お送りしたものと同じですが、
必要でしたら再送いたします。

ご不明な点がございましたら、
お気軽にお声かけください。

よろしくお願いいたします。

――――――――――――――――
○○部 □□
内線:0000
――――――――――――――――

返信催促チャット用のテンプレート【コピペ可】

SlackやTeams、Google Chatなど、ビジネスチャットでの催促は簡潔さが重要です。状況別のテンプレートを使い分けましょう。

DM(ダイレクトメッセージ)での基本催促

@○○さん お疲れさまです。
○/○にお送りした「○○の件」について、○/○(○曜)までに
ご確認いただけますでしょうか?

・○○の可否
・○○の方向性

お忙しい中恐れ入りますが、よろしくお願いします🙏

期限が迫っている場合

@○○さん お疲れさまです。
「○○の件」の期限が○/○(○曜)となっております。

もし難しい場合は、
・暫定的な判断
・部分的な回答
のどちらかでも助かります。

ご都合のよいときにお聞かせください。

チャンネルでの催促(関係者向け)

【リマインド|期限:○/○(○曜)】
#○○プロジェクト の皆様

「○○の件」について、○/○(○曜)までに
下記をお聞かせください。

・○○について:可/不可
・○○の優先度:高/中/低

確認できた方は ✅ のリアクションをお願いします。
質問はスレッドでどうぞ。

最終確認(チャット版)

@○○さん たびたび恐れ入ります。
「○○の件」、本日中に可否だけでも
お聞かせいただけると助かります。

ご事情がある場合は、その旨だけでも
お教えいただければと思います。

よろしくお願いします。

返信催促の件名パターン【状況別12選】

件名は開封率に直結します。状況に応じて使い分けてください。

基本パターン
・【ご確認のお願い】○○の件(○/○送付分)
・【期限のご案内】○○について(○/○まで)
・【再度のお願い】○○の件について

緊急度を示すパターン
・【至急確認】○○の件(本日中)
・【重要】○○についてご返信のお願い
・【最終確認】○○の件(○/○期限)

配慮を重視するパターン
・【お時間のあるときに】○○についてご相談
・【ご都合のよろしいときに】○○の件
・○○についてご確認のお願い(お忙しい中恐縮です)

社内向けパターン
・【お疲れさまです】○○の件について
・【確認依頼】○○について(○/○まで)
・○○の件、ご判断をお願いします

返信催促で失敗しないための注意点

催促メールで関係を悪化させないために、これらの点にご注意ください。

タイミングの基本ルール

初回催促のタイミング
・社外:1週間~10日後
・社内:3~5日後
・緊急案件:2~3日後

二回目以降の間隔
・通常案件:5~7日間隔
・急ぎの案件:3~5日間隔
・最終催促:前回から2~3日後

絶対に避けるべきNG表現

命令調の表現
×「返信してください」
○「ご返信いただけましたら幸いです」

責任転嫁の表現
×「返事がないので困っています」
○「進行の都合上、ご返信いただけますと助かります」

感情的な表現
×「なぜ返事をくれないのですか」
○「ご都合はいかがでしょうか」

BCC送信とプライバシー配慮

一斉催促時の注意
複数の相手に催促メールを送る場合は、必ずBCC機能を使用してください。CCでの一斉送信は個人情報漏えいのリスクがあります。個人情報保護委員会でも、BCC→CCの誤送信を典型的な漏えい例として注意喚起しています。

推奨方法
・BCC機能による個別送信
・メール配信ツールの活用
・個別メールでの丁寧な対応

よくある質問

Q. 催促メールは何回まで送ってよいですか?

A. 基本的には3回まで(初回・2回目・最終確認)が適切です。それ以降は電話での確認に切り替えることをお勧めします。メールだけでの催促は相手にプレッシャーを与えすぎる可能性があります。

Q. 上司や目上の人への催促はどう書けばよいですか?

A. より丁寧な敬語表現と謙譲語を使い、相手の都合を最優先にした文面にしましょう。「恐れ入ります」「恐縮でございますが」などの表現を使い、「お時間のあるときに」「ご都合のよろしいときに」といった配慮を示すことが大切です。

Q. チャットとメールはどう使い分けるべきですか?

A. 緊急度と内容の重要度で使い分けましょう。簡単な確認や社内の件はチャット、重要な案件や社外の相手にはメールを使用します。チャットは即座に返事が期待される傾向があるため、相手の都合も考慮することが重要です。

Q. 返事がない理由はどう推測すればよいですか?

A. 相手の立場に立って考えることが大切です。多忙、他の優先案件の存在、内容の複雑さ、社内調整の必要性などが考えられます。推測に基づいて対応を変えるのではなく、常に丁寧で配慮のある文面を心がけましょう。

Q. 催促メールに返事がない場合の次のステップは?

A. 電話での確認に切り替えることをお勧めします。「メールでもご連絡しましたが」と前置きして、短時間で要点を確認しましょう。電話後は内容をメールで再度共有し、記録として残すことが重要です。

Q. 一斉催促メールを送るときの注意点は?

A. 必ずBCC機能を使用し、個人情報の漏えいを防ぎましょう。CCでの一斉送信は他の受信者のメールアドレスが全員に見えてしまうため、プライバシー侵害となります。また、可能な限り個別のメッセージにして、相手に応じた文面にすることが望ましいです。

まとめ

返信催促は相手との関係性を考慮した丁寧なコミュニケーションが成功の鍵です。基本構成「状況確認→配慮の前置き→依頼内容→期限→代替案」を守り、文化庁の敬語指針に基づいた適切な表現を使用することで、相手に不快感を与えることなく確実な返事を得られます。

返信催促成功のポイント
・相手の立場と都合を最優先に考える
・配慮の前置きを必ず入れる
・具体的な期限と代替案を提示する
・二重敬語や命令調を避ける
・3回以上の催促は電話に切り替える

この記事でご紹介したテンプレートを参考に、あなたの状況に合わせてカスタマイズしてご活用ください。適切な催促により、スムーズなビジネスコミュニケーションを実現しましょう。