新卒向け最終面接お礼メール例文15選|送るべき?書き方とマナー

ビジネス連絡

最終面接が終わった後、「お礼メールを送った方がいいの?」「送らないと失礼?」「どう書けば好印象になる?」と悩んでいる新卒の皆さんへ。

最終面接は就職活動の最後の関門です。これまでの努力が実を結ぶかどうかが決まる重要な局面だからこそ、面接後の対応についても不安になるのは当然です。特に新卒の場合、「バイトのお礼LINEじゃダメなの?」「敬語が間違っていたら印象が悪くなる?」「何を書けばいいのかわからない」といった具体的な悩みを抱える方が多いのが現実です。

【結論】新卒の最終面接お礼メールは必須ではありませんが、「送るか迷ったら送る」が正解です。適切な内容で当日中に送れば、礼儀正しい印象と入社意欲を効果的に伝えられます。
ただし、形式的な内容や誤字脱字があるメールは逆効果になるリスクもあります。
この記事で解決できる新卒の悩み

  • お礼メールを送るべきかの正しい判断基準
  • 新卒らしい謙虚さと熱意を表現する書き方
  • 15の状況別例文テンプレート(コピペ対応)
  • 送信タイミングと失敗を避けるマナー
  • 返信が来た時・来ない時の適切な対応方法

新卒の最終面接お礼メール|必要性と効果の真実

多くの就活生が迷うこの問題について、まず重要な事実をお伝えします。最終面接のお礼メールは義務ではありません。

採用担当者の本音|お礼メールの実際の効果

あばば大学の記事では「お礼メールに返信する人は全体の10%ほど」と記載されています。また、アクセス就活PLUSでは「お礼メールを送ったからといって、最終面接の合否に直接的な影響を与えるわけではありません。なぜなら合否自体は、面接などの選考の中で判断されるものだからです」と明記されています。

つまり、お礼メールは「送らないから不合格」「送ったから合格」というものではありません。しかし、OfferBoxでは「お礼メールを送ることで、しっかりしている人という印象をもってもらえる可能性はあります」とされており、名大社新卒ナビでも「悩んだら送っておくのがおすすめ」という見解が示されています。

お礼メールが効果的な場面
✓ 面接で話しきれなかった大学での学びや経験がある
✓ 面接官から心に残る話を聞いた
✓ 企業への理解が深まり、より入社したくなった
✓ 社会人としてのマナーをアピールしたい

送らない方がよい場面
✗ 「ありがとうございました」だけの形式的内容
✗ 面接の手応えが明らかに悪かった
✗ 誤字脱字や敬語の間違いがある
✗ 送信タイミングが適切でない(深夜など)

新卒だからこそ知っておきたい3つのポイント

新卒の皆さんが特に悩むポイントを整理しました。「社会人経験がないから何を書けばいいかわからない」「アルバイトのお疲れ様でしたメールとは違うの?」「敬語が間違っていたら恥ずかしい」といった不安は、実は多くの就活生が抱えている共通の悩みです。

  1. 大学生らしい素直さを活かす
    「勉強させていただきたい」「成長させていただきたい」など、謙虚で前向きな学習意欲を素直に表現することが新卒の強み
  2. 学生時代の経験を具体的に
    専攻分野、ゼミ、サークル活動、アルバイト、資格取得など、4年間の学生生活で得たものをどう活かすかを明確に
  3. 長期的な成長意欲を示す
    「将来的に貢献したい」「長期的に成長したい」など、一つの会社でじっくり成長したい気持ちを表現

【状況別】新卒向け最終面接お礼メール例文15選

新卒の皆さんの様々な状況に対応した実用的なテンプレートをご紹介します。【】内を実際の情報に置き換えてお使いください。

1.【基本型】標準的な新卒お礼メールテンプレート

使用場面:一般的な最終面接後、迷った時はこちらを使用

件名:【月日】最終面接のお礼(【大学名・氏名】)

【会社名】
【部署名】 【担当者名】様

いつもお世話になっております。
本日最終面接を受けさせていただきました
【大学名】の【氏名】と申します。

本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき
誠にありがとうございました。

【面接官名】様から直接お聞かせいただいた
【具体的な話題:企業理念、事業戦略など】について
深く感銘を受けました。

特に「【印象に残った言葉や理念】」というお話から、
私が大学で学んだ【専攻分野・経験】を
どのように活かせるかがより明確になりました。

面接を通じて、貴社で働かせていただきたいという
気持ちがますます強くなりました。

まずは心よりお礼申し上げます。

【氏名】
【大学名】【学部】【学科】【年次】
携帯:【電話番号】
メール:【メールアドレス】

2.【社長・役員面接型】経営陣との面接後

使用場面:代表取締役や役員が面接官だった場合

件名:本日の最終面接のお礼(【大学名・氏名】)

【会社名】
代表取締役 【社長名】様
【部署名】 【担当者名】様

いつもお世話になっております。
本日最終面接のお時間をいただきました
【大学名】の【氏名】と申します。

【社長名】代表から直接お聞かせいただいた
【経営ビジョンや方針】に深く感動いたしました。

特に「【印象的だった言葉】」というお考えは、
私がこれまで大学生活で大切にしてきた
【価値観や学びの内容】と深く共感するものでした。

この素晴らしい環境で、大学で培った【具体的な経験】を
活かしながら、まずはしっかりと基礎を学び、
将来的に【事業分野】の発展に貢献できる
人材に成長したいと強く思います。

このような貴重な機会をいただき、
心より感謝申し上げます。

【氏名】
【大学名】【学部】【学科】【年次】
携帯:【電話番号】
メール:【メールアドレス】

3.【理系・研究分野型】専門知識をアピール

使用場面:理系学生や専門性を活かせる職種への応募時

件名:最終面接のお礼(【大学名・氏名】)

【会社名】
【部署名】 【担当者名】様

いつもお世話になっております。
本日最終面接を受けさせていただきました
【大学名】【研究科】の【氏名】です。

貴重なお時間をいただき、
誠にありがとうございました。

【技術分野や研究テーマ】についてお聞きし、
私の専攻である【専門分野】の研究内容が
お役に立てる可能性を感じました。

特に【具体的な技術や課題】については、
私が卒業研究で取り組んでいる【研究テーマ】での
知見を活かせるのではないかと考えております。

まだまだ学ぶべきことは多いですが、
入社後は学術的な知識を実際の業務に活かせるよう
さらに研究を深めてまいります。

研究で培った探求心と継続力で
貴社の技術発展に貢献させていただければ幸いです。

【氏名】
【大学名】【研究科】【専攻】【年次】
携帯:【電話番号】
メール:【メールアドレス】

4.【体育会系・サークル活動型】チームワークをアピール

使用場面:部活動やサークルでの経験を活かしたい場合

件名:最終面接のお礼(【大学名・氏名】)

【会社名】
【部署名】 【担当者名】様

いつもお世話になっております。
本日最終面接を受けさせていただきました
【大学名】の【氏名】です。

本日は最終面接のお時間をいただき、
誠にありがとうございました。

面接でお聞きした貴社の【チームワーク・企業文化】について、
私が【部活動・サークル名】で【年数】年間培った経験が
活かせる環境だと確信いたします。

【活動内容】を通じて身につけた
「最後まで諦めない精神力」と
「チーム一丸となって目標を達成する力」を
貴社でも発揮したいと思います。

【役職経験がある場合:○○として】
チームをまとめた経験を活かし、
将来的にはメンバーの架け橋となれる
人材に成長したいと考えております。

持前の体力と精神力で、
貴社の発展に貢献させていただきます。

【氏名】
【大学名】【学部】【学科】【年次】
【部活動・サークル名】【役職(ある場合)】
携帯:【電話番号】
メール:【メールアドレス】

5.【学業優秀・資格型】成績や資格をアピール

使用場面:優秀な成績や関連資格を持つ場合

件名:最終面接のお礼(【大学名・氏名】)

【会社名】
【部署名】 【担当者名】様

いつもお世話になっております。
本日最終面接を受けさせていただきました
【大学名】の【氏名】です。

本日は貴重なお時間をいただき、
心より感謝申し上げます。

面接でお聞きした【業務内容や課題】について、
私が大学で学んだ【専門分野】の知識と
在学中に取得した【資格名】の学習過程で得た
理論的な思考力がお役に立てるのではないかと感じました。

特に【具体的な分野】においては、
【学習成果:ゼミでの研究、発表経験など】を通じて
理論と実践を結び付けて考える習慣を
身につけることができました。

入社後は学業で培った継続的な学習姿勢で
新しい知識を積極的に吸収し、
理論的な裏付けを持った提案ができる
人材に成長したいと考えております。

引き続きよろしくお願いいたします。

【氏名】
【大学名】【学部】【学科】【年次】
取得資格:【資格名】
携帯:【電話番号】
メール:【メールアドレス】

6.【留学経験型】国際経験をアピール

使用場面:留学経験や語学力をアピールしたい場合

件名:最終面接のお礼(【大学名・氏名】)

【会社名】
【部署名】 【担当者名】様

いつもお世話になっております。
本日最終面接を受けさせていただきました
【大学名】の【氏名】です。

本日はお忙しい中、最終面接のお時間を
いただき誠にありがとうございました。

【海外事業や国際展開】についてお聞きし、
私の【留学先】での【期間】の経験が
将来的に貢献できると強く感じました。

留学生活では、【具体的な学びや体験】を通じて
異文化理解と適応力を身につけました。
また、【語学力:TOEIC点数など】も習得し、
多様な環境でのコミュニケーションに
自信を持っております。

海外で培った「多様性を受け入れる姿勢」と
「困難な状況でも前向きに取り組む力」を活かし、
まずは国内業務でしっかりと基礎を固めながら、
将来的には貴社の【国際事業展開】において
お役に立てる人材に成長したいと考えております。

引き続きよろしくお願いいたします。

【氏名】
【大学名】【学部】【学科】【年次】
留学経験:【国名・期間】
語学力:【TOEIC点数など】
携帯:【電話番号】
メール:【メールアドレス】

7.【インターンシップ経験型】実務経験をアピール

使用場面:インターンシップ経験がある場合

件名:最終面接のお礼(【大学名・氏名】)

【会社名】
【部署名】 【担当者名】様

いつもお世話になっております。
本日最終面接を受けさせていただきました
【大学名】の【氏名】です。

本日は最終面接のお時間をいただき、
誠にありがとうございました。

【業務内容】についてお聞きし、
私が【インターンシップ先】で【期間】経験した
【具体的な業務内容】の経験が
活かせると感じました。

インターンシップでは【具体的な成果や学び】を
通じて、実際のビジネスの現場で求められる
責任感とチームワークの重要性を学びました。

また、【具体的なスキルや知識】も身につけ、
基本的なビジネスマナーについて
理解を深めることができました。

この経験を活かしながら、新卒らしい柔軟性と
学習意欲で貴社の【事業分野】に貢献させて
いただきたく心よりお願い申し上げます。

【氏名】
【大学名】【学部】【学科】【年次】
インターンシップ経験:【企業名・期間】
携帯:【電話番号】
メール:【メールアドレス】

8.【アルバイト経験型】接客・販売経験をアピール

使用場面:長期アルバイト経験がある場合

件名:最終面接のお礼(【大学名・氏名】)

【会社名】
【部署名】 【担当者名】様

いつもお世話になっております。
本日最終面接を受けさせていただきました
【大学名】の【氏名】です。

本日は最終面接の機会をいただき、
心より感謝申し上げます。

【顧客対応や接客について】お聞きし、
私が【年数】年間続けている【アルバイト先】での
経験が活かせると感じました。

【接客・販売・事務など】の業務を通じて
「お客様の立場に立って考える姿勢」と
「責任を持って最後までやり遂げる力」を
身につけることができました。

また、【具体的なエピソード】の経験から、
チームワークの大切さと継続することの
重要性も学びました。

アルバイトで培った「相手の気持ちを考えて行動する姿勢」と
基本的な社会人マナーを活かし、
貴社で信頼される社員に成長したいと
考えております。

【氏名】
【大学名】【学部】【学科】【年次】
アルバイト経験:【職種・期間】
携帯:【電話番号】
メール:【メールアドレス】

9.【Web面接対応型】オンライン面接後

使用場面:オンライン面接を受けた場合

件名:本日のオンライン面接のお礼(【大学名・氏名】)

【会社名】
【部署名】 【担当者名】様

いつもお世話になっております。
本日オンライン面接を受けさせていただきました
【大学名】の【氏名】です。

本日はお忙しい中、オンライン面接のお時間を
いただき誠にありがとうございました。

画面越しではございましたが、【面接官名】様の
お人柄と貴社の温かい雰囲気を感じることができ、
リラックスしてお話しさせていただくことができました。

面接でお聞きした【具体的な内容】について、
私が大学で学んだ【専攻分野や経験】を
ぜひ活かさせていただきたいと強く感じました。

オンラインでのやり取りでしたが、
貴社で成長させていただきたいという
気持ちがより一層強くなりました。

直接お会いしてお礼をお伝えできないため、
メールにて失礼いたします。

引き続きよろしくお願いいたします。

【氏名】
【大学名】【学部】【学科】【年次】
携帯:【電話番号】
メール:【メールアドレス】

10.【複数面接官対応型】パネル面接後

使用場面:複数の方と面接した場合

件名:最終面接のお礼(【大学名・氏名】)

【会社名】
【部署名】 【担当者名】様

いつもお世話になっております。
本日最終面接を受けさせていただきました
【大学名】の【氏名】です。

本日は最終面接のお時間をいただき、
誠にありがとうございました。

【部長名】部長、【課長名】課長をはじめ
皆様から貴重なお時間をいただき、
現場の具体的なお話を伺うことができ、
大変勉強になりました。

特に【印象に残った話や部署】の
お話については、私が大学で取り組んだ
【関連する学習や経験】と関連する部分があり、
ぜひその経験を活かして貢献させて
いただきたいと感じました。

多角的な視点から貴社について
学ばせていただき、入社への意欲が
より一層高まりました。

皆様にもよろしくお伝えいただけますと
幸いです。

引き続きよろしくお願いいたします。

【氏名】
【大学名】【学部】【学科】【年次】
携帯:【電話番号】
メール:【メールアドレス】

11.【志望動機深化型】企業理解が深まった場合

使用場面:面接で企業への理解が深まった場合

件名:最終面接のお礼(【大学名・氏名】)

【会社名】
【部署名】 【担当者名】様

いつもお世話になっております。
本日最終面接を受けさせていただきました
【大学名】の【氏名】です。

本日は貴重なお時間をいただき、
誠にありがとうございました。

面接を通じて、貴社の【事業内容・企業理念】について
より深く理解することができました。

特に【具体的な取り組みや方針】については、
私が就職活動を通じて大切にしてきた
【価値観や将来像】と完全に一致しており、
「この会社で働きたい」という気持ちが
確信に変わりました。

私も貴社の一員として、大学で学んだ【専攻分野】の
知識を活かしながら、まずはしっかりと基礎を固め、
将来的には【具体的な貢献方法】で
お役に立てるよう努力したいと思います。

改めて、本日はありがとうございました。

【氏名】
【大学名】【学部】【学科】【年次】
携帯:【電話番号】
メール:【メールアドレス】

12.【回答補足型】面接での不十分な回答をフォロー

使用場面:面接での回答に不安がある場合

件名:最終面接のお礼と補足(【大学名・氏名】)

【会社名】
【部署名】 【担当者名】様

いつもお世話になっております。
本日最終面接を受けさせていただきました
【大学名】の【氏名】です。

本日は貴重なお時間をいただき、
誠にありがとうございました。

面接後に振り返り、【質問内容】について
十分にお答えできなかった点があると感じ、
補足させてください。

【具体的な補足内容や追加説明】

また、【課題や改善点】については、
私自身もまだまだ学ぶべきことが多いと感じており、
入社前から準備を進め、入社後は先輩方に
ご指導いただきながら成長したいと考えております。

不十分な回答で申し訳ございませんでしたが、
貴社への入社意欲に変わりはございません。

引き続きよろしくお願いいたします。

【氏名】
【大学名】【学部】【学科】【年次】
携帯:【電話番号】
メール:【メールアドレス】

13.【成長意欲強調型】学習意欲をアピール

使用場面:学習意欲と成長意欲を強調したい場合

件名:最終面接のお礼(【大学名・氏名】)

【会社名】
【部署名】 【担当者名】様

いつもお世話になっております。
本日最終面接を受けさせていただきました
【大学名】の【氏名】です。

本日は最終面接のお時間をいただき、
ありがとうございました。

面接でお聞きした【業務内容や求められるスキル】について、
私にとって新しい学びの機会が多く、
大変魅力を感じました。

現在の知識や経験はまだまだ不足していることを
痛感いたしますが、大学で培った【学習への姿勢】を活かし、
入社前から【具体的な学習計画】に取り組み、
一日でも早く戦力となれるよう努力いたします。

「学び続ける姿勢」を大切に、
貴社で成長させていただきながら、
将来的には頼られる存在になりたいと
強く願っております。

引き続きよろしくお願いいたします。

【氏名】
【大学名】【学部】【学科】【年次】
携帯:【電話番号】
メール:【メールアドレス】

14.【長期視点型】将来への貢献意欲をアピール

使用場面:長期的な貢献意欲を伝えたい場合

件名:最終面接のお礼(【大学名・氏名】)

【会社名】
【部署名】 【担当者名】様

いつもお世話になっております。
本日最終面接を受けさせていただきました
【大学名】の【氏名】です。

本日は最終面接の機会をいただき、
心より感謝申し上げます。

面接でお聞きした貴社の【将来ビジョンや長期計画】について、
私も長期的な視点で貴社の成長に
貢献したいと強く感じました。

新卒として入社させていただけましたら、
まずは基礎業務をしっかりと身につけ、
数年後には【具体的な目標や役割】で
お役に立てる人材に成長したいと考えております。

大学で学んだ【専攻分野】の知識を土台に、
実務経験を積み重ねながら、
10年後、20年後も貴社に必要とされる
人材になりたいという目標を持っております。

長期的な視点で貴社とともに成長していきたい
という強い思いをお伝えしたく、
メールをお送りいたします。

【氏名】
【大学名】【学部】【学科】【年次】
携帯:【電話番号】
メール:【メールアドレス】

15.【感謝重視型】シンプルで心のこもったお礼

使用場面:シンプルに感謝を伝えたい場合

件名:最終面接のお礼(【大学名・氏名】)

【会社名】
【部署名】 【担当者名】様

いつもお世話になっております。
本日最終面接を受けさせていただきました
【大学名】の【氏名】です。

本日は最終面接のお時間をいただき、
本当にありがとうございました。

【面接官名】様とお話しする中で、
貴社の魅力をさらに深く知ることができ、
働かせていただきたい気持ちが
いっそう強くなりました。

新卒として至らない点も多いかと思いますが、
精一杯努力する気持ちでおります。

まずはお礼まで。
ありがとうございました。

【氏名】
【大学名】【学部】【学科】【年次】
携帯:【電話番号】
メール:【メールアドレス】

送信タイミングと新卒が守るべきマナー

最適な送信タイミング

お礼メールは面接を受けた日に送りましょう。当日中に送ることで、スピード感を持って行動できる人だという印象を与えられます。遅くても翌日の午前中までには送付することが重要です。

時間帯別送信ガイド
9:00〜18:00:即座に送信OK(最適時間帯)
18:00〜20:00:当日中に送信(問題なし)
20:00〜22:00:翌朝に送信推奨
22:00以降:翌営業日の9:00〜11:00に送信
金曜夜〜日曜:月曜朝9:00〜10:00に送信
面接終了時刻 推奨送信タイミング 新卒への注意点
午前中〜15:00 当日18:00まで 営業時間内の送信が理想的
15:00〜18:00 当日20:00まで 帰宅後すぐの送信がベスト
18:00〜20:00 翌朝9:00〜11:00 夜間送信は避ける
20:00以降 翌営業日朝9:00〜10:00 社会常識を示すチャンス
金曜夜間 月曜朝9:00〜10:00 週末の時間を尊重

新卒が絶対に避けるべき5つのNG行為

NG行為 なぜダメなのか 新卒向け正しい対応
例文の完全コピペ 形式的で手抜きの印象、他社にも同じメールを送っている印象 面接内容を反映した自分らしい表現を必ず加える
送信タイミングが遅い 時間管理能力や意欲への疑問を持たれる 当日中〜翌営業日午前中までに必ず送信
深夜・早朝の送信 社会常識への疑問、生活リズムの乱れを懸念 営業時間内または夜8時までに送信
学生言葉・敬語ミス ビジネスマナーへの不安、社会人としての準備不足 丁寧語・謙譲語・尊敬語を正しく使い分け
長すぎる文章 要点をまとめる能力への疑問、相手への配慮不足 簡潔で要点を絞った200-300字程度

よくある失敗パターンと新卒向け改善策

失敗例1:バイト感覚の表現

【NG例】
「今日は面接お疲れ様でした!すごく勉強になりました。頑張りたいです!」

【OK例】
「本日は面接のお時間をいただき、誠にありがとうございました。貴社の事業について理解を深めることができ、入社への意欲がより一層高まりました。」

失敗例2:大学のレポートのような硬い表現

【NG例】
「貴社の企業理念について分析し、私の価値観との整合性を確認できました。今後も継続的な成長を目指します。」

【OK例】
「田中部長から伺った『顧客第一主義』の理念に深く共感いたしました。私も大学でのアルバイト経験を活かし、お客様目線を大切にして働きたいと思います。」

失敗例3:新卒が間違えやすい敬語

【NG例】
「お聞きさせていただきました」(二重敬語)
「勉強になりました」(謙譲語不足)
「行かせていただきます」(不適切な謙譲語)

【OK例】
「お聞きしました」または「伺いました」
「勉強させていただきました」
「参ります」または「お伺いします」

返信への対応方法

返信が来た場合の対処法

企業によっては、お礼メールに対して返信を返してくれることがあります。その場合は、簡潔にお礼を述べて終了させましょう。

返信例
「ご多忙の中、ご丁寧にご返信いただきありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。【氏名】」

返信が来ない場合

返信が来ないことは全く問題ありません。お礼メールは感謝を伝えることが目的であり、返信を求めるものではありません。催促や追加メールは絶対に避けましょう。

送信前の完全チェックリスト

新卒向けお礼メール送信前チェック(15項目)
□ 送信時間が適切か(営業時間内または夜8時まで)
□ 件名に日付・大学名・氏名が含まれているか
□ 会社名・部署名・担当者名に誤りはないか
□ 新卒らしい謙虚で前向きな表現になっているか
□ 成長意欲や学習姿勢が表現されているか
□ 面接で学んだ具体的内容に言及しているか
□ 大学での学びや経験を適切に盛り込んでいるか
□ 将来性と熱意をバランス良くアピールしているか
□ 敬語が適切で学生言葉を避けているか
□ 文章量が200〜300字程度で適切か
□ 署名に大学・学部・学科・学年が正確に記載されているか
□ 連絡先(電話・メール)が正しいか
□ 全体的に誠実で前向きな印象か
□ 誤字脱字がないか最終確認済みか
□ 例文を自分の言葉でアレンジしているか

よくある質問

新卒の最終面接お礼メールは本当に必要ですか?

必須ではありません。シニアタイムズでは「面接後のお礼メールを送ることは必ず必要な訳ではありません」と明記されています。ただし、OfferBoxでは「迷っているのであれば、送る方向で考えましょう」とされており、名大社新卒ナビでも「悩んだら送っておくのがおすすめです」という見解が示されています。

どのタイミングで送るのが最も効果的ですか?

dodaでは「お礼メールは面接当日中に送るのが最適です」とされており、名大社新卒ナビでも「当日中に送ることで、スピード感を持って行動できる人だという印象を与えられます」と記載されています。深夜や早朝の送信については、多くの専門サイトで避けるべきとされています。

最終面接で複数の役員と話した場合、誰宛に送ればよいですか?

人事担当者宛に送るのが基本です。複数の役員が参加した場合は、メール本文で「○○部長様、△△取締役様にもよろしくお伝えください」のように全員への敬意を示すことで、適切な配慮ができます。

面接で答えられなかった質問について触れても良いですか?

簡潔であれば効果的です。「面接でお答えできなかった○○について補足させてください」として、大学での学びや今後の学習意欲を表現しましょう。ただし、長文は避け、「学ばせていただきたい」という謙虚な姿勢を保つことが重要です。

大学名や学部は必ず入れるべきですか?

はい、署名に大学名・学部・学科・学年を明記してください。件名にも大学名を入れることで、新卒応募者として明確に認識してもらえ、多数の応募者の中で識別しやすくなります。これは新卒特有の重要なポイントです。

アルバイト経験はアピールポイントになりますか?

はい、責任感や基本的な社会経験として有効です。「アルバイトで培った責任感」「お客様対応の経験」など、社会人としての基礎を身につけている点をアピールできます。ただし、新卒らしい謙虚さを忘れずに表現することが大切です。

オンライン面接後も同じようにお礼メールを送るべきですか?

はい、対面面接と同様にお礼メールを送ることをおすすめします。「画面越しでしたが」「オンラインでのやり取りでしたが」など、オンラインであったことに触れつつ、感謝の気持ちと入社意欲を表現してください。

返信が来ない場合はどうすればよいですか?

返信がないことは全く問題ありません。アクセス就活PLUSでは「お礼メールはあくまでも採用担当者に向けて感謝の気持ちを伝えるためのものであることを認識して送るようにしましょう」と明記されています。選考結果は別途連絡があるため、催促などは絶対に避けましょう。

一次面接、二次面接でもお礼メールを送った場合、毎回送るべきですか?

名大社新卒ナビでは「それぞれの面接後に、お礼メールを送ることは問題ありません」としつつ、「毎回ほとんど同じような内容だと、適当に送っているだけだと思われる可能性があります」と注意喚起されています。シニアタイムズでも「最終面接のみお礼メールを送ることも問題ありません」とされています。

まとめ|新卒お礼メールで大切なこと

新卒の最終面接お礼メールは「送ること」が目的ではありません。重要なのは「新卒らしい謙虚さと成長への強い意欲を自然に表現できるか」という一点です。

新卒採用における最終面接では、即戦力性よりも「人柄」「将来性」「学習意欲」「企業との相性」が重視されます。お礼メールを通じて、これらの要素を自然に表現することで、採用担当者により深い印象を残すことができます。

新卒最終面接お礼メール成功の5原則

  1. 適切なタイミング:当日中〜翌営業日午前中の送信で鮮度と意欲を示す
  2. 新卒らしい謙虚さ:「学ばせていただく」「成長したい」の気持ちを素直に表現
  3. 具体的な内容:面接内容を反映した心のこもったオリジナル文章
  4. 将来性のアピール:大学での学びを将来どう活かすかの具体的なビジョン
  5. 誠実な人柄:感謝の気持ちと真摯な姿勢で人間性を表現

最終面接という人生の重要な局面を経て、理想の企業への内定を勝ち取ってください。心のこもったお礼メールが、あなたの就職活動の成功への最後のひと押しとなることを願っています。

この記事の例文テンプレートは、コピペ機能を使って簡単に利用できます。ただし、必ずあなたの面接体験を反映した個人的な内容に調整してから送信してください。

参考文献・引用情報