学校の欠席連絡メール例文集|コピペできる体調不良・出席停止の正しい書き方

学校・PTA

学校への欠席連絡で悩んでいませんか。朝の忙しい時間に「どう書けばいいの?」と焦る保護者の方は多いものです。

結論:欠席連絡は「件名・理由・日付・お礼」の4つだけで十分です。体調不良なら30秒、出席停止でも1分あれば完成します。

この記事では、すぐにコピペできる例文と、インフルエンザ・新型コロナの出席停止期間を文部科学省の資料に基づいて正確に解説します。

この記事でわかること

  • 30秒で作れる最短テンプレート
  • 体調不良・出席停止・家庭事情別の例文
  • インフルエンザ・コロナの正しい出席停止期間
  • 失礼にならない書き方のコツ

先に結論|学校の欠席連絡で必要な4つの要素

欠席連絡の必須要素
1. 件名:欠席連絡(学年・組・名前)
2. 理由:体調不良、出席停止など簡潔に
3. 日付:欠席日と復帰見込み
4. お礼:いつもお世話になっておりますの一言

時間がない方向け:体調不良の場合、「○○先生、いつもお世話になっております。○年○組の○○ですが、体調不良のため本日欠席いたします。よろしくお願いいたします。」これだけで完璧です。

学校の欠席連絡メールの基本テンプレート

忙しい朝に最適な超短文バージョンです。コピーしてお子様の情報を入れ替えるだけで完成します。

件名:欠席連絡(○年○組・○○○○)

○○先生

いつもお世話になっております。
○年○組の○○○○ですが、体調不良のため本日欠席いたします。
よろしくお願いいたします。

保護者 ○○○○
使い方のコツ
この基本形をスマホに保存しておけば、名前と日付を変更するだけで毎回使えます。病名を詳しく書く必要はありません。

【状況別】学校の欠席連絡メール例文集

1. 体調不良(一般的な風邪・発熱)

件名:欠席連絡(○年○組・○○○○)

○○先生

いつもお世話になっております。
○年○組の○○○○の保護者です。

本日は発熱のため欠席いたします。
明日の登校につきましては、体調を見て改めてご連絡いたします。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

保護者 ○○○○

2. 【出席停止】インフルエンザ

件名:【出席停止】欠席連絡・インフルエンザ(○年○組・○○○○)

○○先生

いつもお世話になっております。
○年○組の○○○○の保護者です。

病院でインフルエンザA型と診断されました。
学校保健安全法に基づき、出席停止となります。

発症日:○月○日
出席停止期間:発症後5日かつ解熱後2日を経過するまで

復帰可能日が確定しましたら、改めてご連絡いたします。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

保護者 ○○○○

3. 【出席停止】新型コロナウイルス感染症

件名:【出席停止】欠席連絡・新型コロナ(○年○組・○○○○)

○○先生

いつもお世話になっております。
○年○組の○○○○の保護者です。

新型コロナウイルス感染症と診断されました。
学校保健安全法に基づき、出席停止となります。

発症日:○月○日
出席停止期間:発症後5日かつ症状軽快後1日を経過するまで

復帰につきましては、期間終了後にご連絡いたします。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

保護者 ○○○○

4. 家庭の事情(通院・法事など)

件名:欠席連絡(○年○組・○○○○)

○○先生

いつもお世話になっております。
○年○組の○○○○の保護者です。

本日は家庭の事情により欠席いたします。
明日は通常通り登校予定です。

急なご連絡となり申し訳ございません。
よろしくお願いいたします。

保護者 ○○○○

5. 兄弟・家族の体調不良による欠席

件名:欠席連絡(○年○組・○○○○)

○○先生

いつもお世話になっております。
○年○組の○○○○の保護者です。

家族の体調不良により、本日は欠席いたします。
明日の登校については、状況を見て改めてご連絡いたします。

よろしくお願いいたします。

保護者 ○○○○

6. けが・事故による欠席

件名:欠席連絡(○年○組・○○○○)

○○先生

いつもお世話になっております。
○年○組の○○○○の保護者です。

昨日のけがの状況確認のため、本日は病院で検査を受けます。
そのため欠席いたします。

結果によっては明日以降の登校にも影響する可能性があります。
詳細が分かり次第、改めてご連絡いたします。

よろしくお願いいたします。

保護者 ○○○○

【重要】出席停止の正しい期間と計算方法

感染症による出席停止は、文部科学省の学校保健安全法施行規則で正確に定められています。

インフルエンザの出席停止期間
「発症後5日を経過し、かつ、解熱後2日(幼稚園児は3日)を経過するまで」

新型コロナウイルス感染症の出席停止期間
「発症後5日を経過し、かつ、症状軽快後1日を経過するまで」

計算方法
発症日・解熱日・症状軽快日の翌日から日数を数えます。

出席停止期間の計算例

感染症 発症日 解熱日 登校可能日
インフルエンザ(小学生) 1月1日 1月3日 1月7日(発症後6日かつ解熱後3日)
インフルエンザ(幼稚園) 1月1日 1月3日 1月8日(発症後7日かつ解熱後4日)
新型コロナ 1月1日 1月4日 1月7日(発症後6日かつ軽快後2日)

注意点:「症状軽快」とは、解熱剤を使用せずに解熱し、かつ呼吸器症状が改善傾向にあることを指します。

欠席連絡を送るタイミングと注意点

送信のベストタイミング

理想的な連絡時間
・当日朝:7時30分〜8時30分
・前日分かる場合:前日の夕方まで
・緊急時:深夜でも可(メールなら迷惑をかけない)

絶対に避けるべきNG表現

NG例 OK例 理由
「風邪っぽいので」 「体調不良のため」 曖昧な表現は避ける
「ちょっと熱があるので」 「発熱のため」 「ちょっと」は軽い印象
「お疲れ様です」 「いつもお世話になっております」 目上の方にお疲れ様は不適切
詳細な症状の説明 「体調不良」で十分 プライバシーの観点から簡潔に

よくある質問

Q1. 病名は詳しく書く必要がありますか?

A. 出席停止に関わる感染症以外は「体調不良」で十分です。インフルエンザや新型コロナなど学校保健安全法で定められた感染症の場合のみ、病名を明記してください。一般的な風邪や腹痛などは詳細を書く必要はありません。

Q2. メールを送る時間は何時頃がよいですか?

A. 朝7時30分〜8時30分が理想的です。先生が出勤前にチェックできる時間帯がベストです。ただし体調不良は急に発症するため、多少遅くなっても問題ありません。

Q3. 返信が来ない場合はどうすればよいですか?

A. 基本的に返信不要のため、心配不要です。ただし重要な連絡がある場合や、出席停止の場合は確認の返信がある場合もあります。心配な場合は電話で確認しましょう。

Q4. 兄弟が感染症の場合、他の兄弟も休ませるべきですか?

A. 症状がなければ登校可能です。ただし学校の判断により自宅待機を求められる場合があります。心配な場合は学校に相談してください。

Q5. 出席停止期間中に症状が改善した場合、早く登校できますか?

A. 法律で定められた期間は短縮できません。症状が改善しても、感染力がある期間は出席停止が継続されます。必ず規定の期間を守ってください。

Q6. 連絡帳とメール、どちらがよいですか?

A. 学校の方針に従ってください。最近はメールやアプリでの連絡を推奨する学校が増えています。確実に伝わる方法を選択しましょう。

Q7. 家庭の事情での欠席は理由を詳しく書くべきですか?

A. 「家庭の事情」で十分です。プライベートな内容まで詳しく書く必要はありません。必要に応じて個別に相談しましょう。

Q8. 欠席が続く場合の連絡方法は?

A. 毎日連絡するのが基本です。ただし数日続く見込みの場合は、初回に「○日まで欠席予定」と書いて、状況変化があれば改めて連絡する方法もあります。

学校への欠席連絡で大切な3つのポイント

成功のための3つのポイント

  1. 簡潔に要点だけ伝える:長文は不要、必要な情報だけを整理して書く
  2. 正確な情報を伝える:出席停止の場合は期間を正しく計算して明記
  3. 感謝の気持ちを忘れない:いつもお世話になっているお礼の一言を添える

まとめ

学校への欠席連絡は難しく考える必要はありません。「件名・理由・日付・お礼」の4要素があれば十分です。

体調不良なら30秒、出席停止でも1分あれば完璧な連絡メールが作成できます。この記事のテンプレートをスマホに保存しておけば、朝の忙しい時間でも慌てることなく対応できるでしょう。

お子様の健康が一番大切です。無理をせず、適切な連絡で安心して休養させてあげてください。

参考文献・引用情報