効果的な流れ:来場御礼 → 資料送付 → 商談打診の3段階
件名の基本:「御礼」「展示会名」「自社名または氏名」
本文構成:お礼 → 会話の要点 → 次のアクション
件名の基本:「御礼」「展示会名」「自社名または氏名」
本文構成:お礼 → 会話の要点 → 次のアクション
展示会お礼メールの件名:5つのパターン
パターン | 件名の例 | 使う場面 |
---|---|---|
基本型 | 【御礼】【展示会名】ブースご来訪(【自社名】【氏名】) | 一般的な来場御礼 |
要点共有型 | 【展示会名】ご来訪の御礼と要点共有(【製品名】) | 打ち合わせ内容をまとめて送る |
資料案内型 | ご来訪の御礼(資料一式のご案内/【製品名】) | 資料URLを送る |
日程打診型 | ご来訪の御礼と次回候補のご相談(【日時候補】) | 商談の日程調整 |
日付強調型 | 【〇/〇】【展示会名】ご来訪の御礼(【自社/氏名】) | 開催日を明確にしたい場合 |
件名は20〜28文字に収めると、スマホでも見切れにくくなります。「来場御礼」「フォローメール」といった言葉を入れると、相手が探しやすくなります。
✓ 件名に展示会名・日付が入っている
✓ 本文が「お礼→要点→次のアクション」の順番
✓ 署名に会社・部署・氏名・連絡先が記載
✓ 名刺管理システムの表記と統一されている
展示会お礼メール:相手の関心度別フォローメール
関心度:高(デモや見積の具体的な話があった)
件名:ご来訪の御礼と次回候補のご相談(【製品名】) 宛名:【会社名】【部署名】【役職】 【相手氏名】 様 本文: 本日は【展示会名】の当社ブースにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。 【製品名】について、【ご要望/要件】をお聞かせいただきました。まずは資料一式をご覧ください。 【資料URL】(有効期限:【期限】) 次回の打ち合わせは【日時候補1】/【日時候補2】でいかがでしょうか。ご都合をお知らせください。 署名: 【自氏名】/【自社名・部署】 【電話】|【メール】
関心度:中(検討初期段階・比較中)
件名:【展示会名】ご来訪の御礼と資料のご案内(【製品名】) 宛名:【相手氏名】 様 本文: 本日は当社ブースにお立ち寄りくださり、ありがとうございました。 【関心領域/課題】についてお話しいただいた件で、参考資料をお送りします。 【資料URL】(概要3分/詳細20分) ご質問がございましたら、このメールにご返信ください。必要でしたら15分の簡単な説明も可能です。 署名: 【自氏名】/【自社名】
関心度:低(名刺交換のみ)
件名:【御礼】【展示会名】ブースご来訪(【自社名】【氏名】) 宛名:【相手氏名】 様 本文: 【展示会名】ではお立ち寄りいただき、ありがとうございました。 簡単なご挨拶でしたので、会社と製品の概要資料をお送りします。 【資料URL】 お時間のあるときに、ご参考までにご覧いただければと思います。 署名: 【自氏名】/【自社名】
展示会お礼メール:場面別テンプレート
1. ブースでしっかり話した場合
件名:【展示会名】ご来訪の御礼と要点共有(【製品名】) 宛名:【会社名】【部署名】【役職】 【相手氏名】 様 本文: 本日は【展示会名】でお時間をいただき、ありがとうございました。 お話しした内容を整理いたします。 1)関心をお持ちの分野:【関心領域】 2)現在の課題:【課題】 3)今後の進め方:【進め方】 内容に相違がございましたらお知らせください。資料は下記URLでご確認いただけます。 【資料URL】 署名: 【署名】
2. 名刺交換だけの場合
件名:本日はありがとうございました(【展示会名】) 宛名:【相手氏名】 様 本文: 本日は【展示会名】で名刺交換をさせていただき、ありがとうございました。 簡単なご挨拶でしたが、会社概要の資料をお送りします。今後ともよろしくお願いいたします。 署名: 【署名】
3. セミナーやデモを見てもらった場合
件名:セミナーご参加の御礼(資料のご案内) 宛名:【相手氏名】 様 本文: 【セッション名】にご参加いただき、誠にありがとうございました。 録画は【アーカイブURL】で【期限】まで視聴できます。資料は【資料URL】からダウンロードしてください。 署名: 【署名】
4. 不在で名刺だけ預かった場合
件名:ブースご来訪の御礼(【展示会名】)/お会いできず申し訳ございません 宛名:【相手氏名】 様 本文: 【展示会名】では不在でお会いできず、申し訳ございませんでした。名刺をお預かりしましたので、御礼のご連絡をいたします。 会社概要の資料をお送りします。ご興味がございましたら、15分程度のご説明も可能です。 署名: 【署名】
5. 翌日のフォローメール
件名:ご来訪の御礼と次のご提案(【展示会名】) 宛名:【相手氏名】 様 本文: 昨日は当社ブースにお立ち寄りいただき、ありがとうございました。 【関心領域】についてお話しいただいた内容を踏まえ、15分程度のオンライン説明はいかがでしょうか。 【日時候補1】/【日時候補2】でご都合はいかがですか。 署名: 【署名】
6. 英語でのお礼メール(簡潔版)
件名:Thank you for visiting our booth (【Exhibition】) 宛名:【Name】 様 本文: Thank you for visiting our booth at 【Exhibition】. Please find the materials here: 【URL】 (overview 3 min / details 20 min). If helpful, we can arrange a 15-min call on 【slot1/slot2】. 署名: 【Your Name / Company】
7. 英語でのセミナーフォロー
件名:Thank you for joining our session (Archive) 宛名:【Name】 様 本文: Thank you for joining our session at 【Exhibition】. Archive is available until 【date】: 【Archive URL】. Let us know if you need a short demo. 署名: 【Your Name / Company】
8. 一斉送信用テンプレート
件名:【展示会名】ご来訪の御礼(【自社/氏名】) 宛名:【会社名】 【相手氏名】 様 本文: 【相手氏名】様 このたびは【展示会名】の当社ブースにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。 【製品名】の概要資料をお送りします。【資料URL】(有効期限:【期限】) ご質問がございましたら、このメールにご返信ください。必要でしたら15分の説明も可能です。 署名: 【自社名】 【部署名】 【自氏名】/【電話】|【メール】
一斉送信後に反応があった方には、個別メールでより詳しい内容をお送りしましょう。
展示会お礼メール:資料送付メールのパターン
9. 概要と詳細を分けて送る場合
件名:資料のご案内(概要3分/詳細20分) 宛名:【相手氏名】 様 本文: 【関心領域】についての資料をお送りします。 概要版(3分):【URL_概要】 詳細版(20分):【URL_詳細】(有効期限:【期限】) まずは概要版をご覧いただき、詳しい内容が必要でしたら詳細版をご確認ください。ご質問はこのメールにご返信ください。 署名: 【署名】
10. 価格表と事例を含む場合
件名:【製品名】資料セットのご案内(価格表/事例) 宛名:【相手氏名】 様 本文: 【製品名】の資料セット(価格表/導入事例/仕様書)をお送りします。 【URL_一式】 ご確認後、もしよろしければ3点だけ教えてください。 1)導入を検討している時期 2)比較している他社製品 3)決裁の流れ 署名: 【署名】
11. 簡単なアンケートを含む場合
件名:ご来訪の御礼(1分アンケートのお願い) 宛名:【相手氏名】 様 本文: ご来訪ありがとうございました。より良いご提案をするため、1分程度のアンケートにご協力いただけますでしょうか。 【アンケートURL】 ご負担のない範囲で構いません。結果は今後のご提案に活かさせていただきます。 署名: 【署名】
展示会お礼メール:商談打診メールのパターン
12. 15分の簡単な説明を提案
件名:15分オンライン説明のご提案(【製品名】) 宛名:【相手氏名】 様 本文: 【製品名】の概要を15分程度でオンライン説明いたします。 【日時候補1】/【日時候補2】のいずれかでいかがでしょうか。他の時間でも調整可能です。 署名: 【署名】
13. しっかりとした打ち合わせを提案
件名:要件整理ミーティングのご相談(【案件】) 宛名:【相手氏名】 様 本文: 【案件】について、30〜45分程度で要件を整理する打ち合わせはいかがでしょうか。 【日時候補1】/【日時候補2】でご都合はいかがですか。ご都合の良い時間帯をお知らせください。 署名: 【署名】
14. 展示会会場での再度の打ち合わせ
件名:会期中の再訪打診(【展示会名】/【ブース番号】) 宛名:【相手氏名】 様 本文: 会期中にもう少し詳しいご説明ができます。【ブース番号】にお越しいただける時間があればお知らせください。 会場でお時間が取れない場合は、オンラインで15分のご説明も可能です。 署名: 【署名】
展示会お礼メールの基本構成
- 件名:何の御礼かすぐ分かるように「御礼+展示会名+自社名」
- お礼:来訪や参加への感謝を簡潔に
- 具体的な内容:話した内容や関心領域を1つ入れる
- 次のアクション:資料URL、有効期限、日程候補など具体的に
- 署名:会社・部署・氏名・電話・メールを記載
展示会お礼メールの【 】の部分に入れる内容一覧
項目 | 記入例 | ポイント |
---|---|---|
【展示会名】 | Japan IT Week【春】 | 公式名称に合わせる |
【ブース番号】 | 東1ホール・A-123 | 再訪案内で役立つ |
【関心領域】 | 在庫最適化/多店舗連携 | 会話で出た言葉をそのまま使う |
【製品名】 | 〇〇 Platform | 正式名称で統一 |
【資料URL】 | https://… | 期限や容量も併記 |
【日時候補】 | 8/14(木)14:00 / 8/15(金)10:00 | 2つの候補を提示 |
【署名】 | 自社名/部署/氏名/電話/メール | 社外向けは全項目記載 |
展示会お礼メールの言い回しの改善ポイント
避けたい表現 | おすすめの表現 | 理由 |
---|---|---|
至急ご検討ください | ご都合の良いタイミングでご確認ください | プレッシャーを避ける |
必ずご返信ください | ご質問があればお気軽にご返信ください | 義務感を減らす |
まずはご注文を | 15分の説明から始めませんか | ハードルを下げる |
了解しました | 承知いたしました | より丁寧な敬語 |
取り急ぎ、御礼まで | まずは御礼申し上げます | 丁寧さを保つ |
よくある質問
メールは1通ですべて済ませるべき?
展示会後は「御礼→資料→商談打診」の3段階に分けた方が、相手の負担が少なく反応も良くなります。
件名は日本語と英語どちらがいい?
相手の会社や担当者に合わせましょう。社内で共有されることを考えると、日本語の方が安全です。
CCやBCCはどう使う?
最初の御礼メールは1対1で送りましょう。関係者を含めるのは2通目(資料案内など)からが適切です。
いつまでに送るのがベスト?
展示会当日の夜か翌営業日の午前中がベストです。記憶が新しいうちに送ると印象に残りやすくなります。