①主旨と任意性の明確化 → ②立候補の優先募集 → ③推薦依頼(同意確認) → ④選出会開催 → ⑤個別就任依頼※PTAは文部科学大臣も明言している任意団体です。役員選出についても、強制ではなく各自の判断に委ねられることを明記しましょう。
参考:【例文付】PTAバザー案内文の作成ガイド
参考:【完全版】PTA連絡文例集|役員→保護者&保護者→学校の双方向テンプレート16選
参考:【例文付】PTA役員辞退の完全ガイド|角を立てない断り方と理由
今すぐ使える!PTA役員選出お願い文例【基本テンプレート】
最も汎用性が高い基本的なPTA役員選出のお願い文をご紹介します。【 】内を実際の内容に置き換えてご利用ください。
基本フォーマット(保護者向け配布文書)
段階別のPTA役員選出のお願い文例
役員選出の流れに沿って、それぞれの段階で使用する文例をご紹介します。状況に応じて適切な文例を選択してご利用ください。
【第1段階】立候補募集のお願い
保護者の皆様
平素よりPTA活動へのご理解に心より御礼申し上げます。
次年度役員の立候補受付を開始いたしました。会合は月1回・60分程度で、オンライン参加も可能です。在宅作業中心の運営で、負担軽減に努めています。
まずは立候補を最優先にお願いできれば幸いです。
募集内容:【本部役員○名|学年委員○名】
任期:【○年○月~○年○月】
提出締切:【○月○日(○)午後5時】
PTAは任意の団体です。ご事情がある方は免除条項(規約第○条)の申請をご利用ください。
ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
【学校名】PTA役員選出委員会
【第2段階】推薦依頼のお願い
【第3段階】選出会開催のご案内
委任状テンプレート
【第4段階】個別就任依頼のお願い
【○○】様
いつも学校・PTA活動に温かいお力添えを賜り、心より感謝申し上げます。
この度、本部役員(【庶務】)としてご尽力いただけないかお願い申し上げたく、ご連絡差し上げました。
会合は月1回・1時間程度で、在宅での資料確認が中心です。オンライン参加も可能で、無理なく続けられる体制を整えております。
ご事情があれば、特定行事のみや在宅作業のみなどの形でも大変ありがたく存じます。
何卒ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。
【学校名】PTA
会長 【○○ ○○】
【追加】役員不足時の再募集文例
PTA役員の負担を見える化する表現例
保護者の不安を軽減するため、具体的な活動内容と時間を数値で示すことが重要です。以下の例を参考に、各学校の実情に合わせて調整してください。
活動内容 | 頻度・時間 | 参加方法 |
---|---|---|
定例会議 | 月1回・18:30~19:30 | オンライン参加可 |
学校行事サポート | 年2回・各2時間 | 入学式・運動会等 |
在宅作業 | 月15分程度 | 資料確認・議事録チェック |
緊急時対応 | 年数回 | 相互フォロー・代理出席可 |
負担軽減の取り組み例
• オンライン会議:平日夜間でも自宅から参加可能
• 作業の分散化:一人に負担が集中しない体制
• デジタル化推進:紙の配布物を削減、メール・アプリ活用
• 時間の短縮:会議は1時間以内、事前資料で効率化
• 柔軟な参加:家庭事情に応じた調整可能
PTA役員選出のよくある質問
PTAへの加入は必須ですか?役員も断れませんか?
PTAは任意の団体で、加入も役員就任も強制ではありません。文部科学大臣も「PTAは任意の社会教育団体で、入退会は各PTAの判断」と明言しています。お願い文には必ず任意性を明記し、強制的な印象を与えないよう配慮しましょう。
役員選出の免除対象はどのような場合ですか?
多くの学校では規約で免除条項を定めています。一般的には介護、妊娠・出産、既役員経験、転居予定などが対象となります。具体的な条項番号を案内文に記載し、該当者は申請により選出対象から除外することを明記しましょう。
推薦する場合は本人の同意が必要ですか?
本人の同意を得てから推薦することが適切です。勝手に推薦してトラブルになるケースを避けるため、推薦前に必ず本人に確認を取り、同意を得られた場合のみ推薦票を提出してもらいましょう。推薦委員会を設置している学校も多くあります。
選出会を欠席する場合の対応はどうすればいいですか?
委任状の提出により欠席者の意思を反映できます。様式と提出締切を明記し、Googleフォームや紙票で受け付ける方法があります。委任状により会長や選出委員長に意思決定を委任することで、適切な選出を進めることができます。
個人情報の取り扱いで注意すべき点はありますか?
名簿の第三者提供は原則として本人同意が必要です。役員選出で収集した個人情報は選出目的のみに使用し、目的外利用は禁止であることを明記しましょう。会議終了後は速やかに個人情報を廃棄することも重要です。
役員のなり手がいない場合はどうすればいいですか?
負担軽減策を具体的に示し、再度協力をお願いしましょう。会議回数の削減、オンライン参加、作業の分散化など、現代的な運営方法を取り入れることで参加しやすい環境を作ることが大切です。相談ベースから始めることも有効です。
役員選出お願い文作成のチェックリスト
【基本事項の確認】
□ PTAの任意性を明記しているか
□ 募集区分と人数が明確に記載されているか
□ 活動内容を具体的な時間・頻度で示しているか
□ 提出方法と締切が明確に記載されているか
□ 免除条項について案内しているか
【配慮事項の確認】
□ 強制的な印象を与える表現を避けているか
□ 感謝の気持ちを適切に表現しているか
□ 負担軽減の取り組みを説明しているか
□ 個人情報の取り扱いについて明記しているか
□ 問い合わせ先が明確に記載されているか
【実務面の確認】
□ 立候補→推薦→選出会の流れが整理されているか
□ 委任状の様式と提出方法が示されているか
□ 選出後の就任依頼方法を準備しているか
□ 不足時の追加募集について検討しているか
まとめ:円滑なPTA役員選出のポイント
PTA役員選出のお願い文は、任意性の明示・負担の見える化・段階的なアプローチの3つを柱とすることが重要です。保護者の皆さんに安心して検討していただけるよう、具体的で丁寧な情報提供を心がけましょう。
①透明性の確保:活動内容と時間を具体的な数値で示す
②任意性の徹底:強制ではないことを明確に伝える
③段階的な依頼:立候補→推薦→選出会の順序を守る
④負担軽減策:現代的な運営方法を積極的に採用
⑤丁寧な対応:個人情報保護と配慮を忘れない
この記事の文例を参考に、各学校の実情に合わせた適切なお願い文を作成し、多くの保護者の皆さんにご理解とご協力をいただける役員選出を実現してください。